日本金属屋根協会サイト

スレート屋根改修 カバー工法について

間接固定工法

既存フックボルトを利用して金属下地を設置し、それに新設の金属製屋根を固定する間接固定工法です。原則、波形スレート板にビス用の新規穴あけをしないため、石綿その他の粉じんの発生がほとんどなく、工事中の雨漏りの心配もないため、建物内が操業中でも施工が可能となり、工期も短縮できます。また、屋根上の作業安全対策として従来の安全ネットに変えて安全作業床を利用し、抜本的な安全対策を図っているものもあります。

間接固定工法

直接固定工法

以前より一般的に使用されてきた方法で、既存の波形スレート屋根の上に新設の金属製屋根材を被せて母屋に直接ビス固定する工法です。 軽量(屋根への荷重6kg/㎡程度)で既設屋根への負担が少なく、費用も比較的安価です。安全ネット等での養生をしますが、劣化したスレートに直接乗って施工するため、スレートの踏み抜きや墜落、建物内へ粉じんやスレート片が落下することがありますので、細心の注意が必要です。

直接固定工法

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